静岡県無形民俗文化財指定「豊積神社お太鼓まつり」は、毎年1月1日〜2日深夜まで開催されます。
(下記は2004年開催の主な日程です。)

元旦お太鼓まつり式典挙行 午前9時豊積神社 拝殿
午後12時30分神社出発 渡り初めの儀及び入れ太鼓の儀
(花火打ち上げ) (町屋原区内一巡)
2日 14時30分〜16時30分
・子供会による子供の太鼓(区内一巡)
16時30分〜
・豊積神社/お太鼓保存会によるお太鼓
神社境内にて子供の太鼓と交替
・旧道入れ太鼓
22時〜24時
・参道にてお太鼓
23時〜
・神社境内にて、豚汁サービス
3日 0時〜1時
・三連太鼓(送り太鼓の儀の前に)
・送り太鼓の儀
・終了後御福銭と紅白の餅を渡す。
案内所町屋原区祭典本部(参道)
町屋原豊積会本部
休憩所:清水銀行駐車場

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●豊積神社について
豊積と言う社名は、商売繁盛と産業の神 稲荷様「豊受大社」と
農林の神「大山積命」の二神の一文字を取って「豊積」としたものと
推測される。

●祭神とはなにか?
その神社に祭ってある神のこと
1500年から1600年には、物々交換する人々の「守護神」として祭られました。
その時の祭神 豊受大社(とようけおおみかみ)
大山積命(おおやまづみのみこと)
しかし西暦791年(1200年前)には、
木之花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が
祭神として祭られ現在まで続いている。この祭神の交替は、あまりはっきりしない。
しかし、坂上田村麿将軍がこの地を訪れたころ、祭神の交替があったであろうと思われる。

●お太鼓まつりの起源
延暦(えんりゃく)16年2月東北地方の豪族安倍高麿が大和朝廷に対し 反抗して兵を起こし関東地方を攻略しさらに伊豆駿河の方へせめて来ました。 朝廷側は、蝦夷(えぞ)とうばつのため、坂上田村麿を征夷大将軍に任命し とうばつを命じた。田村麿将軍は京都を出発し駿河に到着江尻(現在の清水市) に本陣をおいた。 奥州軍は二つに分かれて一方は(清水市)立花の方へもう一方は興津の方へ と行きました。両軍とも戦いをしないでじーっとしていたが奥州軍は、 田村麿軍の方が強いと見てだんだんとしりぞき由比の方まで下がって来た。
由比の地は三方は山で一方は海になっているので守りやすく相手がせめて来るには むずかしいことであった。
田村麿軍は、まわりの山々の上に旗を3000本立ててたくさんの兵隊が いるように見せかけ敵の背後をつき奥州軍を囲む形をとった。
両軍とも戦争することもなく三日三晩続いた。田村麿軍は山の上を占拠している
と相手を囲んでしまっているのでゆうせいであった。やがてその均衡がやぶれて
奥州まで逃げ帰った。
田村麿軍は奥州までついげきしてせいばつの実をあげてがいせん豊積神社に
戦勝の報告をしたのが延暦16年のおおみそかであった。
この乱では、中之郷(富士川町)蒲原郷(蒲原町)も戦いにまきこまれた。
一番迷惑をしたのは由比郷(由比町)であった。戦いの常として戦場は必ず 荒らされ食料はもっていかれ男子は戦いにかりだされて女子は飯炊き雑用などをさせられ この世の生きた地獄もようであった。そのようにして協力した田村麿軍が凱旋して きたのだから恩賞や補償もしたであろうから里はそのお祝いでお神楽をたてて神霊 をなぐさめ大太鼓を出して節おもしろくうたい続け三日三晩笑いさざめいて楽しく過ごした。 それがお太鼓まつりの起源である。

●お太鼓まつりについて
お祭りの時間は、いつから以下の時間帯いなったか分からないが昭和36年までは 旧暦のお正月に行っていた。
1日目正午から次の日の朝5時まで
2日目正午から次の日の朝7時30分まで
現在は、
1日目正午から午後11時まで
2日目正午から次の日の朝7時30分まで

●お太鼓まつりの儀式(ぎしき)
「神殿で行われる儀式」五穀方丈(ごごくほうじょう)ほかの祈り をささげるとともにお太鼓をはらい清める。
はらい清められたお太鼓をかつぎだして区内いちじゅうの「わたり初めの儀」 と翌日の「入れ太鼓の儀」「送り太鼓の儀」が行われている。

●「わたり初めの儀」とは

町屋原区内をはらい清めるために神主さんを先頭 にして神社役員青年団の人達がいっしょに練り歩きます。以前は、家の数が 少なかったが現在は家の数が多くなって 歩く距離も長くなりました。

●「入れ太鼓の儀」とは
結婚した家・新築された家などの慶事のあった家や豊漁豊作や商売繁盛を祈願する家や その年に青年団に入った家など、希望のあった家にお太鼓を入れてめでた歌をうたいます。

※その時の主な歌
御代は目出度の若松様よ枝も栄えて葉も茂る
枝も栄えて葉も茂れどもなぜに若松 宮の松
目出度目出度が三つ重なれば中にゃ鶴亀五葉の松
※「送り太鼓」とは数えの二十才の青年団員とその年に退団する青年団員達が
ふんどし姿になってお太鼓を井戸水で洗い清めてお宮さんにおさめる。
その時のお太鼓のたたきては、町屋原区内外の代表の人達が務めます。
最後のたたきては青年団長がおこないます。



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